英語がわかるようになってきた人の中には、今度は英語を使った職業に就きたいなと考えるようになる方も少なくないのでは?
そこで今日は、英語力を活用した仕事に就きたい人必見の
児童英語教師資格と、レモンが受講した「アルク児童英語教師養成コース」についてご紹介したいと思います。
2011年度から小学校5年生以上に対して英語が教科化されました。それに伴い、国は説教的に外部から英語講師を採用するよう動き出したのです。
また近年では教科化が3年生まで引き下げられ、ますます英語講師の需要が高まっています。
小学校で英語を教えるためには必ず資格を保持していなくてはいけないという義務はないのですが、地方自治体によっては英検やTOEICのスコア、英語教師資格を募集要件にしているところも多いです。
なので、英語教師を考えているのであれば持っていて損しない資格なのです。
また、英語教師だけでなく自分で英会話教室を開講するためのサポートも充実しているので、小学生ではなく幼児に英語を教えたい!という方にもぴったりです。
資格取得には
JADP認定の「児童英語インストラクター資格」
J-SHINE資格「児童英語教師養成コース」
があります。
今回は、レモンが実際に受講したアルクの「児童英語教師養成コース」についてご紹介します。
少しでも参考になると嬉しいです。
資格取得までの流れ
費用
難易度
取得までにかかった期間
資格取得までの流れ
アルクで英語教師資格を取得するには
- 児童英語教師養成コース(6ヶ月)
- 小学校英語指導者資格取得研修講座
- 2日間のスクールング
- DVD版の受講(2ヶ月)
の2つを受講する必要があります。
各講座の受講期間は、児童英語教師養成コースが6ヶ月、 小学校英語指導者資格取得研修講座コース2ヶ月という設定で構成されています。
これは、1日1時間毎日学習に取り組んだ場合のプランなので、もし時間の余裕とやる気がある人は、設定された期間よる早く終わることも可能かと思います。
児童英語教師養成コースでは、
20問の確認テストを計6回受験(15問以上正解で合格)
2種類のレッスンプランを2回提出(B以上の評価で合格)
児童英語教師養成コースの受講が終了したら、
2日間の研修講座もしくはDVD版の小学校英語指導者資格取得研修講座を受講し、その後「小学校英語順認定指導者」の資格を申請することができます。
幼児・小学生を対象とした英語指導経験が50時間以上ある場合、
「小学校英語指導者」資格を申請することができます。
50時間の指導経験がない場合、「小学校英語順認定指導者」の資格取得後、50時間の指導経験の条件を満たした際に「小学校英語指導者」の資格に切り替えることができます。
50時間の指導経験に加えCEFR B2以上の英語力を有している場合、小学校英語指導者+(プラス)の資格が得られます。
費用
児童英語教師養成コース(6ヶ月)
小学校英語指導者資格取得研修講座
2つがセットになった、コンプリートコースを申し込みました。
10%オフのキャンペーン中だっため、
128000円でした。
難易度
基礎知識に関するテキスト3冊
レッスンプラン作成ガイド2冊
英語力トレーニングのテキスト2冊
用意されています。
基礎知識に関しては確認テストが用意されておらず、読書感覚で読み進めていくことができます。
英語力トレーニングについては、中学校までの英文法が要約されているため、基礎を振り返るいい機会になりました。
テスト問題はテキストに記載されているので、テスト前に内容を確認することができるため、不合格になることはないでしょう。
万一不合格になったとしても、再受験できます。
個人的には、発音や複数形など、英語の基礎として重要な部分をしっかり見直す良い機会になりました。
レッスンプランについては、作成方法がテキストの詳細に書かれており、レッスンプランのサンプルも十分に掲載されています。
学校現場で働いたことがない人は、授業の雰囲気や子どもの様子が掴みにくいかと思うので、付属のDVDを見たり、Youtubeなどで調べて、授業の様子を想像しながら作成すると良いでしょう。
テキストにも、レッスンプラン例に書かれているアイディアをコピペしなければD評価にはならないと書いてありました。
オリジナリティのある内容で、細かいスペルミスなどを注意すれば、合格点のBはもらえるのかなと感じました。
取得までにかかった期間
資格取得までの流れでも記載した通り、各講座の受講期間は、児童英語教師養成コースが6ヶ月、 小学校英語指導者資格取得研修講座コース2ヶ月という設定で構成されています。
レッスンプラン(指導計画)を2回提出する必要があり、提出から採点まで1ヶ月かかる場合があります。
そのため、1回目のプランの提出から2回目のプランの提出までの時間を考えて、学習計画を練る必要があります。1回目の採点を待つ必要はないのですが、1度しか再提出ができないため、1回目の採点内容をふまえて2回目を提出することが推奨されています。
レモンの場合
2020年4月:申し込み、2020年5月25日から講座に取り組む
2021年1月:オンラインテストを全て合格、それから1回目のレッスンプランの作成に取り組む
2月:レッスンプラン完成、提出
3月:コースのDVD視聴完了、最後のオンラインテスト合格
4月:レッスンプラン2回目の作成、提出
と、約1年かかってやっと全ての課題を終えることができました。
1年かかった原因は、
途中取り組む時間が全く取れなかったことと
英語力基礎知識に取り組む際に、テキストだけでなく自分が持っている文法書でも勉強していたこと
(小学生向けの英語教師なのでその必要はないんですが)
です。
なので、すごくゆっくり取り掛かったとしても1年で修了できると考えてもらえれば良いかと思います。
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はレモンが実際に受講したアルクの「児童英語教師養成コース」についてご紹介しました。
受講してみての感想は、
通信講座で職の幅が広がるので、費用や学習にかかる時間も含めて、とても受講しやすい講座だなと思いました。
英会話教室の開講サポートもあるので、サポートの手厚さも感じました。
また、送料を支払えば海外からも受講することができるので、日本に帰国する前に取得したいと考える主婦の方にもぴったりです。
スケジュールをしっかり管理しなければ、私のようにズルズルと終了までに時間がかかってしましますが、しっかりと目標を持って取り組めば6ヶ月で終了するのは難しくありません。
コロナ禍で少し時間に余裕がある方、今のうちにスキルアップのために受講してみてはいかがでしょうか?