2021年8月に、やっと韓国へ帰ってまいりました。
8月は福岡発ー仁川着の便がなかったため、福岡から成田に一度飛び、そこから仁川へ向かう長旅に。
コロナの影響で、渡韓手続きも複雑になっておりいろいろと準備が必要でした。
今回は、2021年8月時点における渡韓に必要な手続きや韓国へ入国してからの流れについて私の体験談をご紹介します。
少しでも参考になるとうれしいです。
PCR検査の陰性証明書の発行が可能な病院
陰性証明書に書かれている情報はしっかり確認しましょう!
韓国入国の流れ
14日間の自主隔離生活
まとめ
PCR検査の陰性証明書の発行が可能な病院
韓国渡韓準備で一番手間取ったのが
出国72時間以内に受けたPCR検査の陰性証明書!
ドラックストアでも検査キッドが購入できる今、どこでもPCR検査受けさせてくれるだろうと安易に考えていたレモン、、、、事前に調べることをせず出国3日前になって慌てて調べだし、とりあえず県の保健所に問い合わせてみると、
「インターネットで日本渡航医学会を検索して、リストにあるお近くの病院へお問い合わせください」
と。。。。
ここで出国前のPCR検査を受け付けている病院が限られていることを知りました!
証明書に記載する内容は国により異なり、また受け付けているPCR検査の方法も決まっているらしく、どこの病院でも受け付けてくれるわけではないようです。
福岡空港内にPCR検査後すぐに証明書を発行してくれる場所がありましたが、ここで発行される証明書は日本語のみで、渡韓時には使用できません。
保健所で案内された通り、日本渡航医学会の協力医療機関リストを見て予約可能な病院を見つけることに。
(後で調べてみると、TeCOTに登録されている医療機関でも検査を受け入れてくれているよう)
証明書は翌日発行されることとが多いため、出発の前々日に検査を受けないと72時間内の規定をクリアすることはできません。すっかり予約することを忘れていたため、当日予約で検査が受けられる病院を探して電話をかけまくりました。
ありがたいことに当日予約OKの病院を発見!
よかった~と思っていたら
「費用は一人3万7千円です。必ずパスポートを持参してください」
3万7千円!?!?!?!?
思わず
「費用ってどこでも一律なんですか?」
と聞いてしまいました。
「いえ、病院によって違います」
という返答でしたが、最安値の病院を探している時間の余裕がなかったためそのまま予約することに。
韓国で証明書を発行してもらった時に13000円かかって高いって思ってたけど、日本はその2倍以上します。
費用をできる限り抑えたい方、そして出発日が決まっている方は余裕をもって検査を受け入れてくれる病院を探すこと、そして事前に予約しておくことをお勧めします。
また、PCR検査であればどれでもよいというわけではなく、国によって受け入れてくれる検査方法が違うようです。
私は、鼻から検査する鼻咽頭検査PCR検査方法で無事入国できましたので、鼻咽頭検査PCR検査方法を採用してくれるか確認しましょう!
陰性証明書に書かれている情報はしっかり確認しましょう!
陰性証明書を受け取る際、証明書に書かれている情報、名前、生年月日、パスポート番号が一致しているか、お医者さんが一つ一つ丁寧に確認するよう時間をとってくれました。
これ、実はとても重要!
証明書に書かれていた名前の綴りがパスポートのものと異なっていたため、問題になっていた韓国人のおばちゃんを成田空港で見かけました!
3万円以上、飛行機代よりも高いお金を払って証明書をもらっているのに、スペルが違うだけで飛行機に搭乗させてもらえない可能性があります。
証明書を受け取る際には、パスポートの情報と相違点がないか、きちんと確認しましょう。
韓国入国の流れ
成田空港でチェックインする際には、パスポートの他に
- 陰性証明書
- 入国が許可されているビザ(査証)
を提出する必要があります。
ありいがたいことに、準備していた陰性証明書に問題がなかったようで、スムーズにチェックインできました。
仁川空港に到着すると、待っていたのは署名しなくてはならない書類の数々、、、、
- 検疫での隔離同意書へのサイン
- 入国前のアプリダウンロードと設定
その後やっと入国。
入国後、税関で申告書を提出して出口から出ると、入国審査時に渡された入国許可証の提出を求められるので、なくさないようにしましょう。
そこで、自宅などの滞在先へ帰る方法を質問されます。
公共の交通機関を使って帰ることはできないので、誰かに迎えに来てもらうか、防疫対策をとっているタクシーやバンを利用する必要があります。
レモンはスーツケースが3つとベビーカーがあるので、8人乗りのバンを利用しました。
事前に予約していなくても、その場で運転手を紹介してもらえます。ぼったくりの心配もない!
自宅まで30分の距離、だいたい7千円ほどでした。
家族5人、公共の交通機関を使ってもだいたいこれくらいかかるかなと思うので、そんなに高くないと思います。
14日間の自主隔離生活
いよいよ14日間の隔離生活の開始。
隔離中は以下の内容が義務付けられています。
- 1日3回(8時半、11時半、20時)体温チェックと、症状がないかの報告
- 隔離開始時と終了時のPCR検査
報告は、入国手続き前にダウンロードした自主隔離者安全保護アプリを通して行います。

規定された時間を過ぎても体温チェックと報告を行っていないと、青い丸が赤くなります。

この報告をしないでいると、担当者からメッセージが来たり、電話がかかってくるので無視することはできません。
そして、隔離開始時のPCR検査。
家に到着した翌日(土曜日)に、保健所でPCR検査を受けるようにと指示があったので、さっそく相方が予約。到着当日に受けなくてはいけないという話を聞いていたので、翌日でもokと聞いて一安心。
4ヵ月の双子を含め、家族5人全員の検査が義務付けられています。
翌日、予約した時間に保健所に行ってみると、PCR検査を待つ人の長蛇の列!
予約していないと、列に並んで待たなくてはいけなかったみたい。事前に予約していたおかげで、受付に10分ほど待っただけで、あとはスムーズに終わることができました。
にしても、3歳の娘と双子まで検査をうけさせるのは、一苦労。。。。
あと一回、隔離終了時に検査を受けないといけないと思うとぞっとします。
そして、ちょっと楽しみにしていた保健所から届く隔離中の食材!

食材の他に、消毒スプレーとサニタイザー、マスクと体温計、あとゴミ袋も。
食材は、私と相方の2人分しかなかったのですが、 消毒スプレーとサニタイザー、マスクと体温計は家族5人分届きました。。。。正直体温計5個もいらん。。。。
これで14日間乗り切るのは不可能なので、あとはインターネットで食材を注文したり、デリバリーを注文したりしました。
まとめ
いかがだったでしょうか?
振り返ってみると、PCR検査で陰性証明書さえばっちり準備できれば、さほど難しくはなかったなというのが正直な感想です。
ただ、思った以上に検査費用が高かったのが痛手でした、、、、、
韓国は、日本よりも隔離中の管理が厳しいですが、その分食料が届くなどサポートも手厚いなと感じました。
(韓国から日本に入国したときは、数日に一回保健所から電話がかかってきて、母が電話対応してもokだったので。)
早くコロナが落ち着いて、以前のように簡単に行き来できる世の中になってほしいものです。