今回は、多胎児育児に必要不可欠な子育てグッズ、ハンズフリー授乳グッズについてご紹介します。
ハンズフリー授乳グッズとは、赤ちゃんが自分で哺乳瓶からミルクや母乳を飲めるよう、哺乳瓶を固定するグッズのことです。私は双子を妊娠するまでは、ハンズフリー授乳グッズというものを全くしりませんでした。調べてみると、クッションタイプの物や、ホルダータイプのものなど、様々なタイプがあるハンズフリー授乳。
今回は、忙しいママをサポートしてくれるハンズフリー授乳グッズについてご紹介します。
少しでも参考になれば嬉しいです。
ハンズフリー授乳グッズは必要なの?
商品に対するネガティブなイメージ
商品選びのポイント
おすすめ商品5選
まとめ
ハンズフリー授乳グッズは必要なの?
ハンズフリー授乳グッズは、哺乳瓶を使った授乳をサポートするもの。
- 腰痛や腱鞘炎などのママの体の不調
- 双子など多胎児の子育て
- 年子など小さいお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合の子育て
の場合に利用する人が多いようです。他にもワンオペ育児をしなくてはいけないママにとっては、赤ちゃんが一人でミルクを飲んでくれるので、その分他の家事などに時間を割くことができ、ここぞというときに頼りになるグッズです。
ただ必ず準備すべきかというと、そうではありません。自宅にあるクッションや厚手のタオルなどをうまく利用すれば、即席のハンズフリー授乳グッズができるからです。
動きが少ない低月齢期は即席のハンズフリー授乳でうまくいきやすいのですが、寝がえりをうったり赤ちゃんの動きが増えてくると安定性がなく、頻繁に哺乳瓶が落ちてしまいます。
そのため、ハンズフリー授乳をする頻度が高いのであれば、専用のグッズを買った方がストレスは少ないと思います。
商品に対するネガティブなイメージ
初めて商品の存在を知ったとき、「赤ちゃんが可愛そう、危なくないのかな?」というのが素直な感想でした。なぜなら、授乳は赤ちゃんとの絆を深める大切な行為なので、しっかり目をみて授乳してあげましょうと教えられるからです。
授乳するときは、赤ちゃんの目を見てやさしく語りかけながら授乳するようにしましょう。どう語りかけたらいいかわからないときは、わらべ歌などで歌いかけることでもいいと思います。産院や育児に関する情報誌には、授乳の時間はお母さんと赤ちゃんの絆づくりにとって、とても貴重な時間。
東洋経済新聞
ミルクを自分で飲むようにさせるなんて、お母さん失格!時間を割いてでもかわいいわが子に時間を注ぐのがお母さんじゃないの!?と思ってしまうママも少なくないはず。
SNSを覗いてみると「この時期人を形成する上で一番大切な時期なんてありえない!」と私だけではなく批判的に考える方もいるみたいです。
3時間ごとの授乳中、 毎回しっかり赤ちゃんの目をみて「おいしい?うれしい?」なんて話しかけながら授乳することが理想だということは、十分わかっています。でも、産後体へのダメージが残っていてあちこち痛いし、精神的にも安定していないママが、毎回100%ハッピーに理想的な授乳方法を実践するなんて、無理だと思いませんか?
逆に、この理想のせいで実践できていないママ達が、自分はダメな母親だと自分を責め、そしてネガティブな気持ちのまま赤ちゃんに向き合ってしまう。その方がよっぽど赤ちゃんの成長に悪い気がします。
商品選びのポイント
1.安全性
赤ちゃんの事故で多いのが、吐いたミルクが気管に詰まってしまうことによる窒息です。そのため、少々動いたくらいでは外れないほど、赤ちゃんの口に哺乳瓶がしっかり入ってしまう商品では危険度が高くなってしまいます。 安全性の観点からみると、赤ちゃんの口から哺乳瓶が外れやすい商品かどうか確認する必要があります。
2.色んな哺乳瓶の形に対応しているか
最近では、様々な太さの哺乳瓶が出回っており、授乳しやすいよう湾曲になっているタイプのものもあります。自分の使っている哺乳瓶に対応している商品なのか、もしくはどんな形状の哺乳瓶でも使用できるのか確認しましょう。
3.多様性
ハンズフリー授乳としてしか使用できないグッズよりも、その他活用方法があるグッズの方が便利だし、長く使えますよね。商品によっては、直接授乳する際にもクッション替わりに使用できるものや、枕やおもちゃとして使えるものもあるようです。
おすすめ商品
1.ママ代行ミルク屋さん
「アメトーーク双子のパパ芸人」でも紹介された「ママ代行ミルク屋さん」
哺乳瓶を置くだけで使用できる面と、哺乳瓶をフォルダーにはめ込んで使用する面があるので、使っている哺乳瓶に合わせて使い分けることができます。また赤ちゃんが横を向いた状態で授乳させることができるので、安全性も高いです。
2.ハンズフリー授乳Beebo(ビーボ)
赤ちゃんとのスキンシップを維持したまま、 ハンズフリー授乳を行える商品。両腕がふさがってしまう哺乳瓶による授乳をサポートしてくれるので、授乳しながらご飯を食べたり、他の作業をすることができます。赤ちゃんを抱っこする時間は減らしたくないけど、ママへの体の負担を軽くしたいという方にお勧めです。
3.ハンズフリー洗える授乳クッション
こちらのハンズフリー授乳グッズは、ドーナツ型の枕と哺乳瓶を支えるクッションが取り外し可能な商品です。高さが合わない場合は、哺乳瓶を支えるクッションの下にタオルを敷くなどして調節することができます。また枕とセットなので、赤ちゃんの頭を少し上げた状態で授乳することができます。ただ、哺乳瓶を差し込むフォルダーが少し大きいので、細いタイプの哺乳瓶だとずり落ちてしまう可能性があります。
4.フォルダータイプ
ベビーベッドのフレームや、机、ベビーカーなどに設置して使用できる、ハンズフリー授乳グッズです。哺乳瓶を宙に浮かせた状態で使用できるので、赤ちゃんが動いて哺乳瓶が取れてしまうのを防いでくれます。固定力が強いため、口の奥に押し込んだ状態で使用するのは危険ですので、設置する角度には注意した方がよさそうです。こちらの商品は、哺乳瓶だけでなくスマホスタンド等他の用途としても使用できるので、授乳以外にも応用できそうです。
5.その他のハンズフリー授乳グッズ

こちらは、哺乳瓶から伸びたチューブの先に乳首があるタイプのハンズフリー授乳グッズです。赤ちゃんの体勢に関係なく授乳させることができるので、より安全性が高い商品です。ただ細いチューブを伝ってミルクが出てくる仕組みになっているので、赤ちゃんの吸う力が弱い場合、うまくしようできないようです。
まとめ
いかがだったでしょうか?
忙しいママの育児をサポートしてくれる、ハンズフリー授乳グッズをご紹介しました。双子育児中の私も、ハンズフリー授乳グッズのおかげでワンオペ育児ができています!ママだけでなく、パパも1人で双子のお世話をしてくれるので、大助かりです。
ただハンズフリー授乳だからと言って、完全に目を離すのではなく、問題がないか赤ちゃんの様子を確認しながら使用するようにしましょう!