産後1カ月の健診で晴れて「正式に普通の女性です(脱・産褥期)」宣言を受けた日から9カ月。産後太りを解消しようと、週5~6日の運動を続けてきました。その結果、体重はなんと
マイナス0㎏!!!!!
運動量に負けるくらい食べてるんでしょう?と思うかもしれませんが、試しに数週間夜ごはんを食べずに過ごしてみました。その数週間の間減った体重はなんと、ゼロ㎏。食べても食べなくても同じ!?という驚愕の結果に。
では、9カ月ヨガと筋トレを続けてみて、体型は変化しなかったのかというとそうではありません。体は引き締まりポッコリお腹もだいぶ解消されました。ただ、体重という数字がまったく減らず劇的に痩せることはなかっただけ。おそらくもともとほっそりとした体形の方で、妊娠中太ってしまいましたという方であれば、今頃すでに元の体重に戻っていたと思います。ただ、私は体質上本当に痩せにくい。
妊娠前にも数々のダイエットにチャレンジしましたが、ことごとく失敗。妹も似たような体質で、過去に2人で1時間ウォーキングをして、夕食を抜くというダイエットをしてみましたが、2人ともまったく減らないという結果に(涙)
こんなにも痩せないとなると気になるのは、なぜ痩せないかという原因です。そこで今日は、私が9カ月間ヨガと筋トレをやってみて体感した「痩せない理由」をまとめてみました。また、理由がわかったことで改善点が見えてきましたので、それについてもご紹介したいと思います。
運動しても痩せない!食事制限をしても痩せない!という方、少しでも参考になると嬉しいです。
運動をしても体重が減らない人の特徴4選
脂肪が硬い+セルライトだらけ
ダイエットに詳しい方なら、同じ脂肪でも柔らかい脂肪と硬い脂肪があるということをご存じだと思います。一般的に脂肪が硬くなっているタイプを「固太り」と呼び、過去に運動系の部活をやっていた人に多いと言われています。私はもちろん「固太り」タイプ。太ももや両腕を中心にしっかりとした筋肉がついていたため、今でも太ももの特に外側と肩回りの脂肪が「筋肉じゃない?」というほどカチカチでパンパンしています。
ではなぜ、脂肪が硬いとやせにくいのでしょうか。
それは、筋肉の間に脂肪がついてしまっているため、脂肪が燃焼されにくいからです。そのため、純粋に脂肪だけがついているぷにぷにした脂肪をもつ人の方が痩せやすいと言われています。さらに脂肪が硬くなると周辺の血行やリンパの流れが滞ってしまうため、セルライトもできやすくなってしまいます。
固太りタイプの人が筋トレをすると、固太りした部分がますます太くなり逆効果。脂肪を減らすには有酸素運動が最も効果的だと言われています。そのため、ヨガとピラティスを9カ月間続けた私は体重は減らず、特に太ももと肩回りが細くなったという実感はありません。
一方お腹周りや背中など、ぷにぷにした脂肪がついていた部分は引き締まったので、ぷにぷに派の方たちはヨガやピラティスで体重が減らせると思います。

肩回り・股関節周りの可動域が狭い
ヨガを始めてみて「腕や股関節を回すときゴリゴリ音がする」「両腕を上げた態勢がきつい」など肩回りや股関節の柔軟性のなさやこわばりを感じました。慢性的な肩こりだったので、単に肩回りの血流が悪いくらいに思っていたのですが、実はこの血流の悪さの原因は「肩回り・肩甲骨・股関節」が固く柔軟性がなくなっているところにあったみたいです。
みなさん、両腕を頭上に伸ばしてできるだけ後ろに引っ張てみてください。腕はどれくらい後ろまで行けますか?できれば耳よりも後ろまで動くのが理想的なのですが、これ肩こりもちのアラフォーがやると、腕がまったく後ろに動かないんです。
腕が後ろに行かない人は、私のように肩回りがカチコチに固まっている可能性が高く、肩の可動域が狭くなっています。おそらく、肩甲骨周辺も固まって、肩こりや首コリ、頭痛の原因になっている人もいるかもしれません。肩回りの可動域が狭くなると運動をした際にその効果を100%発揮することができません。
股関節の可動域も同じです。体が硬く股関節が100動くうちの50しか動かせていなかったとしたら、同じ運動をしても効果が半減してしまいます。また、可動域が狭くなることで関節周辺の血行やリンパの流れが悪くなり、老廃物が排出されにくくなってしまうことで、運動しても痩せないという結果に。

運動以外で座っている時間が長い

日本人は畳文化ということもあり、世界的にみても座っている時間が長い人種なんだそう。週5~6回運動しているとはいえ、コロナ禍ということもあり、1日のほとんどを家の中で過ごす私は、やはり圧倒的に運動量が足りていないんだと思います。
以前会社勤務をしていたときは、駅まで歩いたり、広いオフィス内を歩き回ったり、階段を上り降りしたり無意識に「運動」になっている時間がありました。
しかし、今の生活はどうでしょう?
特に、自宅で子育てをしているママは、子どもの送り迎えやお買い物以外で「運動」になるようなことをしていないのではないでしょうか?
肋骨が開いている
お腹の脂肪はたくさんあるのに、あばら骨だけは浮いて見える、という方は要注意です!それってあばら周辺に脂肪がないのではなくて、あばらがパカーンと開いてしまっているのかも!?あばらが開いてしまうと、呼吸が浅くなったり反り腰や骨盤のゆがみの原因になってしまいます。あばらが開いた状態で運動をしても、正しい姿勢で運動できていないので、効かせたい部分に効果がなかったり、運動効果が半減したりしてしまいます。
肋骨が開くと姿勢が悪くなり骨盤が前傾して反り腰に。さらに肋骨が張り出し、肩が前に入りやすくなるので猫背になります。するとバストが下がるなどの悪影響も。だから肋骨周りの筋肉を柔軟にしておくことは大事なんです
— Precious.jp引用
私は産後しばらくして、肋骨の開きが気になり始めました。呼吸がしにくいことも気になっていたので肋骨と呼吸の関係について調べてみると、「肋骨が正しい位置にキープできず開いてしまうと内臓が下がりポッコリお腹になりやすく、肺も横隔膜も十分に動かすことができずに呼吸が浅くなりがち。呼吸が浅くなると血流が悪くなる、疲れが取れにくい、眠りが浅くなる、冷え・むくみ・肩こりといった不調を招くこともあるので肋骨の動きをよくすることは大事なのです。」とのこと。全部、私に当てはまっているではないか…
痩せやすい体質になる方法
痩せにくい人の特徴を4つあげましたが、逆に言えば4つの原因を解決できれば体重が減る!ということです。となると気になるのが、各問題の改善方法。そこでお勧めしたいのが、B-lifeのカレンダープログラム。
B-lifeを気に入っている最大のポイントは、カレンダープログラムを無料で提供してくれているところです。その中で私は産後ダイエットのプラグラムを行い、現在は1月に始まった一番新しいプログラムであるRISEをやっています(2か月目に突入)。プログラムがすでに作られているので、毎日どのヨガをするか悩む必要がなく、全身をバランスよく動かすことができます。このカレンダープログラムを続けた結果
- 肩回り・股関節の可動域が広がった
- あばら骨の広がりが改善され、呼吸がしやすくなった
- 体幹が鍛えられしなやかな筋肉がついた
- 運動中の汗の量が増えた➡肌がきれいに!
冒頭にあげた痩せない特徴4選のうち2つを改善してくれたのです。以前は、首から方にかけてのラインがもりっとなっていたんですが、肩回りや肩甲骨の可動域が上がることで血流が改善され、脂肪も減ったのか首が長くなったような印象に変わりました。また肋骨の広がりが改善され、アンダーサイズが劇的に落ちました!
痩せないアラフォーの新たな挑戦
ヨガ・ピラティスを続けて9カ月、体型には変化はあったもののやはり数値的にはまだまだ肥満の分類。痩せない原因4選のうち2選が改善された今なら、残りの2選を改善するために過去に妹と失敗した有酸素運動を取り入れれば体重が減るのではないか!?という仮定をたてて実行することに。
そこで取り入れたのがステッパー。
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ステッパーなら天候に左右されず、狭い範囲で運動することができます。また、ながら運動ができるのが一番の魅力。すでにヨガと筋トレに1日40分費やしているので、それにプラスステッパーの時間を追加することはできません。なのでちょっとした時間、例えば洗濯物を畳んだりSNSを覗く際、友達とのLINEのやり取りなどをステッパーに乗りながらやるようにしています。
ちなみにステッパーを始めて1週間、毎日合計30分運動ができているのですが、明らかに太ももにあったカチカチの脂肪が柔らかくなっています!これは期待大かもしれない!?という願いを込めて、少しずつコツコツ頑張っていきます。途中経過については別記事にまとめますので、お楽しみに。
まとめ
運動をしても体重が減らない人の特徴4選をまとめ、改善策についても紹介してみましたが、いかがだったでしょうか?
もし、私が掲げたものに一致する特徴を持っている人は、まずはヨガで肩や股関節の可動域を広げ、体幹をある程度鍛え、肋骨の広がりを改善することから始めてみてください。それらが改善された後に有酸素運動をすれば、きっと体重は減るはずだと信じています。長い道のりですが、すらっとした体型になって、体型を気にしない服選びをしていきたいので、これが最後のダイエットだと思って頑張っていきます!